代表・渡部純一の記事

AI導入で失敗する会社が、
共通して買っていたもの。

AI顧問を入れたのに、何も変わらなかった。研修もやった。ツールも契約した。それでも、事務の残業は減っていない。その心当たりがある社長さんに向けて、書いています。

先に結論を言います。失敗した会社は、全部同じものを買っています。道具の性能の話ではありません。心当たりがなければ、ここで閉じていただいて結構です。

2026.08.14|株式会社サマーウインド 渡部純一

渡されたのは、
箱でした。

箱とは何か

AI導入支援と呼ばれるものの中身は、だいたいこうです。

ツールを契約する。アカウントを配る。研修をやる。使い方のマニュアルを渡す。「これで御社もAI活用です」。

ここまでやって、渡されたものが何かというと、箱です。

箱は、それだけでは何もしません。社員が毎日それを開けて、入力して、初めて動きます。

そして、社員は入力しません。

意地悪で言っているのではありません。今までのやり方で仕事は回っているんです。新しい道具を開ける理由が、現場にはない。悪いのは社員ではなく、「人が使い続けること」を前提にした設計のほうです。

うちで実際に測った数字があります

私は自分の会社で、こういう実験をしたことがあります。

法人のリストに、同じ内容の案内を、形だけ変えて送りました。

文章を書いて返信
0件
ボタン+メール1行
1件
ボタンを押して選ぶだけ
3件

中身は同じです。変えたのは、相手がやることの数だけ。

入力を1つ減らすたびに、反応が増えました。

人は、入力しないんです。社長も、社員も、お客さんも。

だから「社員に毎日入力してもらう」前提の箱は、高い確率で止まります。道具の性能の問題ではありません。

この業界で、いちばん多い事故

AI顧問の業界を調べていくと、同じ事故の話に何度も当たります。

顧問が辞めた瞬間に、何も動かなくなった。

仕組みの中身を知っているのが支援会社だけだったので、契約が切れたら触れる人がいなくなった。それで元のExcelに戻った、という話です。

箱を渡す商売は、構造上こうなりやすい。箱の面倒を見ることが商売だからです。

うちがやっていること

うちは、箱を渡しません。動いているものを渡します。

たとえば見積書なら、御社の過去の見積もりを読ませて、写真を1枚送れば次の1枚が出てくる状態にして、渡します。社員さんが覚えることはありません。入力もしません。

私の会社は、社員がいません。かわりにAIが14体動いています。

文章も、ページも、集計も、私は1文字も書いていません。私がするのは、値決めと、出す前に一度読むこと。それだけが人の仕事として残りました。

これは「AIを使いこなしている」のとは違います。逆です。

使わなくていいように作ってあるんです。

実際にお申し込みいただいた社長さんから、こういう言葉をもらったことがあります。

「いろいろおねがいしたいのですが、早すぎてついていけていません」

この方は何も間違っていません。ついていく必要が、そもそもないんです。ついていかないと動かないものを渡すほうが、間違っています。

箱を買うなとは言いません

箱が悪いのではありません。毎日入力する人が決まっている会社なら、箱は立派に働きます。

ただ、買う前に1つだけ確かめてください。

「これ、うちの誰が、毎日入力するんですか」

その名前が出てこないなら、その箱は止まります。何十万払っても止まります。

名前が出てこない会社のために、うちの形があります。

実際に動くものを1つ、無料でお作りします。面談はありません。2日以内に、動く状態でお見せします。(AIは、営業日を知りません)

見てから、続きをどうするか決めてください。合わなければ、それで終わりで結構です。月5社までとさせていただいています。

動くものを1つ、無料で作ってもらう

それでは、ご連絡をおまちしております。

追伸

作ったものは、お渡しします。うちが居なくなっても、動きます。顧問が辞めたら止まった、という話を何度も聞いてきたので、先に書いておきます。

止まる箱と、動き続けるもの。買うなら、どちらでしょうか。

書いた人

渡部純一(株式会社サマーウインド 代表取締役)。ネット商売25年、累計売上80億円。著書3冊、うち2冊が続けてAmazon総合1位。現在は社員ゼロ・AIだけで自社を経営しながら、中小企業向けのAI顧問「AI経営参謀」を月5社まで。