ページの制作に、
年間300万から900万円。
25年、払う側でした。

先日、自分の会社のサイトを丸ごと作り直しました。かかったのは、数時間でした。

数時間でできるものに、私は何に対してお金をいただくのか。
そこから先に書きます。

自分の会社のサイトを作り直したときに何が起きたかを、工程ごとに全部お見せします。 正直に書くので、途中で「それなら自分でやる」と思われたら、そこで閉じていただいて結構です。

先日、うちの会社のサイトを丸ごと作り直しました

普通のホームページ制作と、私がやったことを、工程ごとに並べます。

工程普通のやり方私がやったこと
ヒアリング打ち合わせを2〜3回なし(頭の中にあるので)
構成案・サイトマップ書面で提出し、承認をもらうなし
ワイヤーフレーム全ページ分の配置図を作り、承認をもらうなし
デザイン案トップが2週間後。承認して、下層へ展開なし。いきなり完成したサイトが出てくる
原稿・キャッチコピーライターに別途発注AIが書いた
写真・動画カメラマンの手配、撮影日、素材の購入動画を2本、その場で作った
コーディング2〜4週間数十分
修正3回まで。以降は追加費用上限なし。「ここ、こうして」と1行送れば、数分後には直っている
公開1ヶ月半〜3ヶ月後その日の午後

消えた工程が4つあります。ヒアリング、構成案、ワイヤーフレーム、デザイン案。そして、承認という行為そのものです。

順番が逆になりました。以前は、設計書を見て、承認して、それから完成品が出てきました。 いまは完成品が先に出てきて、それを見ながら直します。その往復を、十数回やりました。

私は25年、サイト1本に100万円以上を払ってきました。それが当たり前だと思っていたからです。
かかったのは、たった数時間でした。

では、私は何に対してお金をいただくのか

ここが、このページで一番書きたいところです。

種明かしをします。手を動かす時間は、数時間です。隠しません。上の表がそれです。
ですので、作業時間に対していただくのではありません。そこは、もう値段がつく仕事ではなくなりました。

お支払いいただくのは、25年分の判断です

AIは、書けます。捨てられません。
出てきた文章のうち、どれを残してどれを消すか。その判断だけは、25年やってきた人間の側に残りました。 執筆は誰でもできるようになりました。検品は、まだ人にしかできません。

私が何者かを、数字でお伝えします

25年、私はページを買う側でした。会社のオフィシャルサイトは、1本100万から150万円。それが普通でした。

ただ、金額の総計が大きいのはLPのほうです。会社は4社、商品ごとにLPが要るので、年に30枚以上つくります。1枚10万から30万円。
LPだけで、年に300万から900万円。それを毎年、外に出していました。

しかも、その値段で買っていたのはデザインと組み立てだけです。 いまLP制作の相場を調べると、10万〜30万の帯は「オリジナルデザイン。コピーライティングは含まれないことが多い」と書いてありました。そのとおりでした。

何を書くかは、25年ずっと、私が自分で書いていました。年に30枚、全部です。

つまり私は、一番効くところは自分でやって、ガワだけを外に出していたわけです。 いまお引き受けするのは、その自分でやっていたほうです。作る側の都合を、いちばんよく知っているのは、払ってきた側です。

お作りするもの

会社のホームページ新しく作る場合と、いまあるものを全面的に作り直す場合の両方。会社概要・事業内容・実績・お問い合わせまで。
採用のページ募集要項だけでなく、応募が来るための中身(仕事の1日・先に不利を言う・給与の実額)まで書きます。
商品・サービスの1枚もの1つの商品を売り切るためのページ。問い合わせフォームまで。
お問い合わせフォーム自動返信つき。届いたものが担当者のメールに残る形にします。

スマートフォン対応(レスポンシブ)とSSL(https)は、どれにも標準で入っています。別料金にしていません。

料金について

金額を、このページには書きません。逃げではないので、理由を先に書きます。

東京23区の補助金は、出る額が区によって5万円から50万円までばらばらです。しかも「対象経費の2分の1」「3分の2」と、割合も違います。
ここに金額を1つ書いてしまうと、枠が余っている区の御社が損をします。逆に、制度のない区の御社には高く見えます。

ですので、御社の区を調べてから、その区に合う形で組みます。
お話をうかがってから、その日のうちにお見積りをお出しします。待たせません。

相場は、はっきり書いておきます

高い会社ではありません。比べていただくために、世の中の数字を先に置きます。

会社のホームページ制作会社で50万〜150万円。平均95.6万円・中央値50万円
LP(1枚もの)平均55.4万円・中央値40万円。10万円以下の帯はデザインと組み立てだけで、戦略と原稿は自社で用意する前提
原稿・キャッチコピー別料金。1ページ10万〜30万円(5ページなら50万〜150万円)
修正3回まで。以降は追加費用
期間1ヶ月半〜3ヶ月

出典=制作会社各社が公開している料金表・相場調査(2026年)。うちの金額ではありません。

ついでに、値段と中身の関係も書いておきます

LPの値段を調べると、フリーランスは10万〜50万円、LP専門の制作会社は30万〜100万円と出てきます。 30万から50万は、まるごと重なっています。同じ40万円で、どちらからも買えるということです。 値段は、体制を表していません。

制作会社のメディアには、こう書いてあります。
「スキルや品質は個人差が大きい」
それから、こうも書いてあります。
「フリーランスは組織内の承認フローがないため、スピード感のある対応が期待しやすい」

正直に申し上げると、いま引いた記事は全部、制作会社が書いたものです。フリーランスに厳しく書く動機のある側の言葉です。
それでも「個人差が大きい」と書いている。体制では決まらない、と自分たちで言っているわけです。

そのとおりだと思います。誰が考えるかで決まります。
うちは1人です。承認を取る相手がいないので、「ここ、こうして」の1行で直ります。 そのかわり、考える人を選んでいただくことになります。だからこのページで、私が25年何をやってきたかを先に書きました。

そのうえで、うちはここまで入れます

ホームページが3ヶ月かかる、本当の理由

制作会社が遅いから、ではありません。制作会社各社が、口をそろえてこう書いています。
「制作期間が長引く最大の原因は、原稿や写真素材の準備遅れ」——つまり、会社側で原稿が書けずに止まるのです。

「原稿は社長が書く」と決めたまま、通常業務に押されて1ヶ月が過ぎる。制作会社はその間ずっと待っている。 よくある話ではなく、これが一番多い遅延の理由だそうです。

うちは、この工程が最初から存在しません。お話をうかがって、こちらで書くからです。
御社が用意するものは、お持ちの写真だけです。

本体は、公開したあとのほうです

ホームページが死ぬのは、デザインが古くなったときではありません。

誰も直さなくなったときです。

普通は、公開した翌月から直せなくなります。「1文字直したい」と言うたびに、営業の人に連絡し、制作の人に回り、見積が出て、また待つ。 2回それをやると、3回目は言わなくなります。そうして、去年のままのお知らせが載り続けます。

うちは、1行送っていただければ、その日のうちに直ります。回数の制限はありません。 上の表の「修正/上限なし」がそれです。自分の会社でそうしているので、御社にも同じことをします。
月ぎめの費用は、制作費よりずっと小さい額です。金額はお見積りのときに一緒にお出しします。

公開後の運用に入っているもの

いつでもおやめになれます。縛りの期間はありません。
おやめになっても、ホームページは止まりません。データはお渡ししてありますので、他社さんに引き継いでいただけます。

費用の半分を、区が出す場合があります

東京23区のうち、いくつかの区に、ホームページの制作費を補助する制度があります。

たとえば中央区は、制作費の2分の1・上限30万円。下半期の受付は10月1日の朝9時からで、先着です。 予算に達した時点で、その年度は終わります。

ただし、全部の区にあるわけではありません。制度そのものが無い区が5つあります。 「ある」とされている区も、創業して間もない会社だけ、店舗を構えている事業者だけ、採用サイトだけ、というものが混ざっています。 金額も5万円から50万円までばらばらです。

ですので、ここに一覧は書きません。年ごとに変わりますし、書いた時点で古くなります。
御社の区を、その日のうちに調べてお返しします。制度の名前、いくら出るか、いま受付中か、御社が対象に入るか。 無ければ、無いとお伝えします。

ひとつだけ、順番があります。
交付決定より前に契約や支払いをすると、対象外になります。申請 → 決定 → 制作、の順です。決定までは、区によっておよそ1か月かかります。
お急ぎでしたら、補助金は使わずに進めたほうが早いです。そのときは、そう申し上げます。

申請の書類は、こちらで下書きをお作りします。交付申請書、事業計画書、企業概要、見積書。 御社にご用意いただくのは、履歴事項全部証明書と納税証明書だけです。

補助金は区の制度であり、審査があります。申請すれば必ず交付されるものではありません。先着順・予算の範囲内としている区がほとんどです。

下請けには出しません

話を聞く人と、作る人が同じです。私が聞いて、そのまま作ります。 間に人が入らないので、その場で直せます。上の表で工程が4つ消えたのは、これが理由です。

AIを使うことも隠しません。ただ、AIが出したものをそのままお渡しすることはありません。 出てきたものは全部、私が目で見て、消すところを消します。

(東京23区の補助金には「ホームページ作成業者に直接委託すること・仲介業者を通すものは対象外」という条件を付けている区があります。弊社は仲介をいたしません。)

作ったもの

いちばん確かな見本は、弊社が自分で運営しているサイトです。全部、私が1人で作っています。

summerwind.co.jp会社のホームページ。会社概要・事業内容・お問い合わせ。
watanabe-ai.jpサービスサイトと、記事40本以上のブログ。このページもその1枚です。
northshore.ne.jp/konkatsu/グループ会社の、商品を売るための1枚もの。予約フォームまで。

受託でお作りしたものは、お客様から掲載のご了承をいただいたものだけお出しします。 いまお出しできるものはありません。ですので、ここには書きません。

進め方

補助金を使わない場合

1お問い合わせ。いまのサイトがあれば、先に見せていただきます
230分お話をうかがいます(オンライン)。原稿は、この時間でうかがったことから書きます
3お見積りとご契約
4制作。1回目をお見せするまで、およそ1週間です
5直し、公開、データ一式のお渡し

区の補助金を使う場合

1御社の区を調べてお返しします(当日)
230分お話をうかがい、お見積りをお出しします(申請に必要です)
3申請書類の下書きをこちらで作ります。御社から区へご申請
4交付決定を待ちます(区によっておよそ1か月)
5決定後にご契約 → 制作 → 公開 → お支払い
6実績報告の書類も、こちらで下書きします

お支払いは銀行振込です。補助金の実績報告で、振込の記録が必要になるためです。

よくいただくご質問

数時間でできるなら、もっと安くなりませんか

作業時間だけを見れば、そうです。ただ、上の表で消えた工程は、AIが肩代わりしたものばかりではありません。ヒアリングと構成案が消えたのは、25年やってきて頭の中に入っているからです。そこをお渡ししています。

自分でもできそうです

できます。実際、そうされている社長もいらっしゃいます。道具は誰でも買えます。ただ、区の補助金は「自分で作ったもの」を対象外にしています。そこだけご注意ください。

途中で担当者が変わりませんか

変わりません。社員がおりませんので、最初から最後まで私が担当します。

サマーウインドが無くなったら、ホームページはどうなりますか

動き続けます。データ一式をお渡ししてありますので、他社さんに引き継いでいただけます。特殊な仕組みは使いません。

文章を書く自信がありません

書いていただく必要はありません。お話をうかがって、こちらで書きます。読んでいただいて、違うところを言っていただければ直します。

いまのホームページが古いのですが

作り直しになります。なお、区の補助金は「全面的な作り直し」を対象にしていて、一部の手直しは対象外にしている区がほとんどです。

写真がありません

お持ちのもので構いません。スマートフォンで撮ったもので十分です。無ければ、無い前提で構成します。

ページ数が多いのですが

ページ数でお見積りが変わります。何ページ必要かは、お話をうかがえばこちらで決められます。多ければいい、というものでもありません。

だいたいの金額だけでも知りたいのですが

30分お話をうかがえば、その日のうちにお出しします。先に金額だけをお伝えすると、御社の区の制度に合わない数字になるので、そうしています。

追伸

追伸1

ホームページが死ぬのは、デザインが古くなったときではありません。誰も直さなくなったときです。
御社のサイトの「お知らせ」は、いつのものが一番上にありますか。それが答えです。

追伸2

区の補助金は先着です。予算に達したら、その年度はそこで終わります。中央区の下半期は、10月1日の朝9時から。 年が明けてから動く話ではありません。
それから、区の職員はこの制度を売り込んできません。知っている社長だけが使っています。

追伸3

お見積りをご覧になって高いと思われたら、それで結構です。無理におすすめしません。
ただ、年に300万から900万を25年払い続けた側の人間が、組んだ金額です。

お問い合わせ 会社のサービス案内

お問い合わせの際に区名(例:中央区)をお書きいただければ、その日のうちに制度をお調べしてお返しします。

株式会社サマーウインド 代表 渡部 純一