建設・工事業|LINEグループ

社内の連絡がLINEグループの会社へ

あの現場の写真
どこまで遡れば出てきますか。

工務店・リフォーム・設備で、社内の連絡がLINEグループで回っている方へ。

このページには、LINEのやり取りを1件1行の台帳にした見本を置いています。すでに台帳がそろっている会社でしたら、ここで閉じていただいても大丈夫です。

日本の現場は、LINEで回っています

建設現場の仮設事務所と窓外の足場や木材

AIの話になると、SlackやNotionといった道具の名前がよく出てきます。

ただ、日本の会社の連絡は、ほとんどLINEです。現場の職人さんも、事務の方も、社長も、もう全員が入っています。ここは当分変わらないと、私は見ています。

ですから、このページではLINEをやめる話はしません。LINEはそのままです。

困るのは、1つだけです

LINEグループの連絡は、どんどん下に流れていきます。

あとから探すのが、とにかく大変です。私の会社でも、困るのはこれでした。

この5つ、どれも「書いてあるのに、見つからない」です。書いていないのではありません。

もう1つあります。トークで送った写真や動画は、いつまでも開けるとは限りません。LINEのヘルプにも、サーバーでの保存は一時的で、期間を過ぎると開けなくなる場合があると書いてあります。

見本を置いておきます

架空の工務店です。LINEグループには、こう流れてきます。

10/2 佐藤:大田区の山本様、外壁の現調行ってきました。30坪くらい。写真上げます

10/2 佐藤:(写真4枚)

10/3 社長:山本様の見積、180万で出して

10/5 事務:杉並の田中様から電話。浴室の入れ替えで見積ほしいそうです

10/9 佐藤:山本様、決まりました!11/4から2週間

10/9 鈴木:明日の朝、資材どこに置けばいいですか

これを、1件1行にするとこうなります。

受付日お客様場所工事状況金額工期広さ写真
10/2山本様大田区外壁塗装受注180万11/4から2週間約30坪10/2 4枚(アルバム「山本様」)
10/5田中様杉並区浴室の入れ替え見積待ち(空欄)(空欄)(空欄)(空欄)

最後の「資材どこに置けばいいですか」は、台帳には入りません。その日の段取りの話だからです。

台帳に入れるのは、あとから探す物だけです。

作り方は、3つです

スマートフォンと現場資料を照合する手元
  1. トーク履歴を、テキストで保存します。LINEのトークの設定に、履歴をファイルで書き出す機能があります。グループのトークでも使えます。
  2. そのファイルをAIに渡して、1件1行にします。列は上の9つです。お客様の名前で、散らばった話を1行にまとめます。
  3. 分からない所は、空欄のまま残します。AIに埋めさせません。金額や工期を推測で入れると、台帳そのものが信用できなくなります。空欄は、月に1回、人が見て埋めます。

写真は、台帳には入れません。どの日のトークの何枚か、どのアルバムにあるかだけを書きます。残したい写真は、トークに流すだけでなく、アルバムに入れておく。それで、探す場所が1つになります。

AIに渡せないものも、先に言っておきます

ここは社長の仕事のままです。AIがやるのは、流れていった連絡を、並べ直すところだけです。

台帳がたまると、施工事例になります

台帳の「工事・工期・広さ・写真」の4列は、そのままホームページの施工事例の材料です。

建設業のサイトでよく見かけるのは、施工事例が写真だけで、工期も広さも書いていない形です。似た工事を探している施主には、規模が伝わりません。

書けないのは、手を抜いているからではありません。工期と広さが、LINEの奥に流れていってしまっているからです。

台帳に6行たまれば、施工事例6件の原稿は、もうそろっています。

ホームページは、原稿からこちらで書きます。御社に文章を書いていただくことはありません。

よくある3つ

社員にLINE以外の道具を覚えてもらう必要はありますか?
ありません。LINEのグループはそのままです。台帳を作るのは、トーク履歴を書き出した後の話です。
古いやり取りも台帳にできますか?
トーク履歴に残っている分はできます。写真は、開けなくなっている物があるかもしれません。その場合は、写真の欄を空欄にしておきます。
お客様の名前や電話番号を、AIに渡して大丈夫ですか?
学習に使われない設定のAIで扱うのが前提です。無料のサービスに、そのまま貼り付けることはおすすめしません。

追伸1

LINEグループで一番困るのは、書いていないことではなく、書いてあるのに見つからないことです。書く手間は、もう払っています。あとは並べ直すだけです。

追伸2

御社のサイトの施工事例に、工期と広さは書いてありますでしょうか。答えは、たぶんLINEの中にあります。