代表・渡部純一の記事

AIに聞いてみました。
うちは、出てきませんでした。

3つのAIに、同じ質問を投げました。6社の名前が挙がり、うち3社が名指しで推されました。
うちは、どれにも入っていません。

投げた質問は、これだけです

先日、思いついて聞いてみました。うちのお客様が探すとしたら、こう聞くだろうという文章です。

「事務作業をAIで減らしたい中小企業です。実際に依頼できる会社を、具体名とURLで教えてください」

これをChatGPT、Gemini、それとプログラム経由のもう1つ、合わせて3経路に投げました。

結果は、3回ともゼロでした

ChatGPTは6社を挙げ、最後にこう締めました。「特に少人数で複数事業を回している会社なら、この3社に同じ条件を投げて比較するのがおすすめです」

3社に絞って、名指しで推していました。Geminiは別の8社を挙げました。3つ目も、また違う会社を挙げました。

社名は出しません。挙がった会社に迷惑をかける話ではないからです。

3経路で重なった会社は、たった2社でした。裏を返すと、その2社はどう聞かれても出てくるということです。うちは、1回も出ませんでした。

原因を探して、自分のサイトを開きました

まず疑ったのは、AIに読ませない設定になっていないか、でした。違いました。うちのサイトは、AIのプログラムが全部読める状態になっていました。

次に、トップページの本文を数えました。

トップページの本文229文字
ほかのページへのリンク1本

当時のトップページに書いてあったのは、見出しと一行の説明とボタンだけでした。

実際、ChatGPTはこう答えていました。「トップページの表示は確認できましたが、具体的なサービス内容や料金、申し込み後の流れなどの詳細は記載されておらず、不足しています」

読みに来て、何もないので、引き返していました。

中身は、足りていました

ここが自分でも意外だったところです。

同じAIに、今度は会社名を名指しで聞いてみました。すると、面談がないこと、2日以内に届くこと、写真1枚から始まること、作ったものはそのままお渡しすることまで、正確に答えました。

書いてあることは、全部読めていたのです。サービスの案内ページにも、記事にも、必要なことは書いてありました。

足りなかったのは中身ではなく、玄関でした。入口に何も置いていなかったので、奥に何があるか見てもらえていませんでした。

直しました

本文229文字 → 2,490文字
内部リンク1本 → 17本

見た目はほとんど変えていません。1画面目はそのままで、下に読めるものを足しただけです。

分かったのは、大きさの話ではないということ

挙がってきた会社を1社ずつ見ていて、目が止まったところがあります。

3経路のうち2つに出てきたのは、個人でやっておられる事務所でした。大手と並んで、同じように名前が出ています。

もう一つ。AIが最も多く参照していたのは、AIサービスを比較している小さなメディアでした。調べると、設立して2年ほどの会社が運営しています。そのサイトには、AI向けの案内書が丁寧に置いてありました。どのページに何があるかを、機械が読む形で書いてある。

広告費でも、会社の規模でもありませんでした。書いてあるかどうかだけです。

これは、検索対策とは別の話です

検索で上位に出すという話と、少し違います。

AIは、こちらが打った質問をそのまま検索するわけではありません。自分で言葉を分解して、いくつも検索して、返ってきたページを読んで、その中から選んで書きます。

だから、月に何回検索されている言葉か、はあまり関係がありません。誰も検索していない言葉でも、AIがその言葉を投げれば読まれます。

逆に言うと、検索の順位を上げるのとは別に、開いたときに答えが書いてあるかが効きます。

効いたかどうかは、まだ分かりません

直したのは先日です。AIが参照している中身が入れ替わるまでには時間がかかります。

2週間後に、同じ質問をもう一度投げます。そのとき出てくるようになっていたら、この記事の続きを書きます。出てこなかったら、それも書きます。

御社のサイトで、同じことをやります

これは自分の会社でやったことですが、同じ調べ方が、御社にもそのまま使えます。

御社のサイトのURLを1本、お送りください。3つのAIに同じ質問を投げて、御社が出てくるかどうかをお返しします。出てこなければ、どこで止まっているのかもお返しします。

(URLを1本、返信していただくだけです。ほかに用意していただくものはありません)

0円にしている理由は、導入事例を集めたいという、こちらの事情です。0円の分だけで終えていただいて構いません。

面談はありません。

サイトを見てもらう(URLを1本送るだけ)

どうぞよろしくお願いいたします。

よくある4つ

AIに自社が出てくるかどうかは、どうやって調べればいいですか?
お客様が探すときに使いそうな言葉で、AIにそのまま質問してみてください。「◯◯を頼める会社を、具体名とURLで教えてください」という形です。自社が挙がらなければ、その時点では選ばれていません。会社名を名指しで聞いて答えられるなら、読まれてはいるが選ばれていない、ということになります。
AIに出てくるようにするのは、有料ですか?
広告枠を買う話ではありません。自社のページに、質問への答えが書いてある状態にするだけです。当方が自社のサイトを直したときも、費用はかかっていません。なお、AIの回答の下に「Sponsored」と表示される広告は別に存在しますが、回答の本文に出てくるかどうかとは無関係です。
検索で上位に出ていれば、AIにも出ますか?
必ずしもそうではありません。当方の場合、Googleにはページが入っていて、会社名で聞けば正確に答えられる状態でした。それでも、探している人が使う言葉では選ばれていませんでした。検索の順位とは別に、開いたページに答えが書いてあるかどうかが効きます。
費用はいくらかかりますか?
御社のサイトを3つのAIで調べて、結果をお返しするところまでは0円です。その先の顧問は月額110,000円(税込)からですが、0円の分だけで終えていただいて構いません。

追伸

正直に書くと、調べる前は少し自信がありました。記事も書いていましたし、サービスの説明も細かく用意していました。

それが、入口に229文字しか置いていなかったせいで、全部見てもらえていなかった。

お客様に対して、いつも同じことを申し上げています。中身より、入口のほうが詰まっていることが多いと。自分のところが、まさにそれでした。