代表・渡部純一の記事

AI導入の費用は、
3つに分かれます。

「AI導入 費用」で調べると、月5,500円から数千万円まで出てきます。桁が違うのは、違うものの値段を並べているからです。中身は3つに分かれます。分けて見ると、御社に要る金額は、だいたい決まります。

うちの金額も全部書きます。売る側の記事なので、そのつもりで読んでください。違うと思われたら、途中で閉じていただいて結構です。

2026.09.03|株式会社サマーウインド 渡部純一

いちばん高い費用は、
請求書に載りません。

1つ目。道具代

ChatGPTやClaudeを法人で使う料金です。1人あたり月数千円。30人で月10万円前後。これはAIの会社に直接払う費用で、うちのような導入支援の会社は取りません。

ここで止まっている会社が、いちばん多いです。契約はした。アカウントも配った。使われていない。道具代だけ払い続けている状態です。

2つ目。作る費用

御社の仕事にAIを合わせて、動く状態にする費用です。法人契約、社員のアカウント、社内データとの接続、権限、安全柵、学習させない設定、最初の自動化。

相場は、実装まで含めると初期で数百万円です。うちは社員10〜30名の会社で、初期150万〜300万円、実装は2週間〜1か月。もっと小さく始めるなら、月額110,000円(税込)からの顧問で、毎月1つずつ動くものを増やす形があります。

作る費用が高いか安いかは、金額では決まりません。作ったものが、契約が終わったあとも御社に残るかどうかで決まります。残らなければ、それは作る費用ではなく、賃料です。

3つ目。動かし続ける費用

作ったものは、放っておくと止まります。データの形が変わる、担当者が変わる、AIの側が更新される。誰かが毎月見ていないと、3か月目に静かに止まります。

ここが月額の顧問や保守です。相場は月5,500円から33万円まで開いています。何が違うかは別の記事に書きました。うちは月額110,000円(税込)からで、毎月やることは2つ。AIに渡す仕事を1つ増やすことと、先月までに渡したものが今月も動いているかを見ることです。

4つ目。請求書に載らない費用

ここがいちばん高いです。

社員が毎日入力する時間です。AIを動かすために、社員が毎日データを打ち込む仕組みがあります。1人1日15分でも、10人で月50時間。時給で数えると、道具代を超えます。しかも3か月目に、誰も打たなくなります。

もう1つ。決まらないまま過ぎる月です。「どこに頼むか」で3か月迷っている間、たまっている仕事は減りません。この費用は、どの見積書にも載りません。

見積を比べるときは、この4つ目を足してから比べてください。安い見積ほど、4つ目が大きいことがあります。

うちがやっていること

ここからは自分の話なので、不要な方は飛ばしてください。

対象:社員10〜30名の中小企業
形態:実装して納品する型(研修はしません)
費用:AI顧問が月額110,000円(税込)から。会社ごと入れる企業導入が初期150万〜300万円+月額11万円から、実装は2週間〜1か月。中身はこちら

私は社員がいません。4つの会社を1人で回していて、上の1〜3は全部、自分で払って自分で作っている費用です。だから相場と自社の金額を、同じ表に並べて書けます。

御社のサイトを拝見して、いま消せる作業を5つ書き出します。1つ目は、今日お送りします。メール1通です。(AIは、営業日を知りません)

費用はかかりません。ご用意いただくものもありません。読んで違うと思われたら、そのままで結構です。私が1人で全部やるので、月5社までとさせていただいています。

御社の消せる作業を、書き出してもらう

それでは、ご連絡をおまちしております。

追伸

AI導入で失敗した、という話の多くは、費用が高すぎた話ではありません。1つ目だけ払って、2つ目と3つ目を払わなかった話です。道具は入った。作る人がいなかった。動かし続ける人もいなかった。それで「AIは使えない」になります。道具代が、いちばん高い費用になった瞬間です。

よくある3つ

Q. AI導入の費用は、いくらかかりますか。
A. 3つに分かれます。道具代が1人あたり月数千円(AIの会社に直接)、作る費用が初期150万〜300万円(実装まで含む相場は数百万円)、動かし続ける費用が月額5,500円〜33万円(顧問・保守)。弊社は初期150万〜300万円+月額11万円から、または月額110,000円(税込)からの顧問です。

Q. 中小企業でも、数百万円かかりますか。
A. 会社ごと入れるなら、その規模です。1つずつ始めるなら、月額110,000円(税込)からの顧問で、毎月1つ動くものを増やす形があります。最初の1つは無料で、御社のサイトを見て消せる作業を書き出すところから始めます。

Q. 費用を抑える方法はありますか。
A. 作るものを1つに絞ることです。全社の計画から入ると、計画の段階で費用が尽きます。いちばん「たまっている」仕事を1つ選んで、そこだけ動かす。それが動いてから、次を足すほうが、合計は安くなります。

書いた人

渡部純一(株式会社サマーウインド 代表取締役)。ネット商売25年、累計売上80億円。著書3冊、うち2冊が続けてAmazon総合1位。現在は社員ゼロ・AIだけで自社を経営しながら、中小企業向けのAI顧問「AI経営参謀」を月5社まで。