家賃の入金確認は、計算ではなく照合です
月末、通帳やネットバンキングの明細を開いて、入居者の一覧と見比べる。どの部屋の、何月分が入っていないかを、目で探す。
これが厄介なのは、足し算ではなく照合だからです。振込名義は「タナカイチロウ」だったり「タナカ イチロウ」だったり、法人契約なら「カ)ヤマモト」だったりします。ご家族の名義で振り込まれることもあります。
部屋が増えるほど、目で追う行が増えます。そして一番まずいのは、払っている方に催促してしまうことです。名義違いの見落としは、こちらの落ち度になります。
やることは、2枚貼るだけです
| 左に貼る | 入居者の一覧(お名前・物件・部屋・家賃) |
|---|---|
| 右に貼る | 通帳の入金明細(日付・振込名義・金額) |
エクセルから範囲を選んでコピーし、貼り付けるだけです。列の順番はそろっていなくても読みます。
名義の表記ゆれは、こちらで吸収します。カナ・全角半角・「株式会社」や「カ)」の有無は、同じものとして扱います。
出てくるのは、この3つです
- 入居者 × 月のマトリクス(済=緑/未=赤/今月分=黄)
- 未入金の人数・月数・合計金額
- その方へのご連絡文の下書き(お名前・何月分・金額入り)
見本では、入居者8名のうち3名・4ヶ月分・合計233,000円が未入金として出ます。数えたのではなく、貼っただけです。
実物を置いておきます
貼った内容はお使いの端末の中だけに残ります。どこにも送信されません。
家族名義の振込が、見落としになりません
見本には、わざと1件仕込んであります。中村さんの7月分が「オガワサクラ」名義で振り込まれている、という一件です。
この振込は、勝手にどこかへ消えません。「入居者に結びつかなかった入金」として、別の一覧に出ます。旧姓・ご家族・振込代行、名義が別物ならここに並ぶので、結びつけるのはそこだけ手でやってください。名前を一覧側に足せば、次からは自動で結びつきます。
いちばん怖いのは、未入金に気づかないことではありません。払っている方に催促の連絡をしてしまうことです。ここを機械の目で押さえます。
連絡文は、催促の言い方にしていません
出てくる下書きは、「入金の記録が見当たらないので、こちらの確認漏れかもしれません」から入ります。そして確認のお願いで閉じます。
理由は単純で、入居者はこれからも住んでくださる方だからです。何月分がいくら、と具体的に書いた文面が、いちばん角が立たず、いちばん早く確認が返ってきます。
渡せないところ
- 連絡するかどうかの判断(ご事情のある方もおられます)
- 文面の最終確認(そのまま出す前に、一度お読みください)
- 支払条件や契約をどうするかの判断
数えて、探して、下書きを出すところまでが、こちらの仕事です。
次にできること
- 御社の物件名と部屋番号を、そのまま入れた形にする
- 管理費・駐車場代が分かれていても、まとめて突き合わせる
- 保証会社経由と直接振込を、分けて集計する
- 入金があった時点で自動で消し込む形にする
2枚、送ってください
入居者の一覧と、直近の入金明細。エクセルでも、スクリーンショットでも構いません。
御社の物件を入れた状態でお返しします。開いた時点で、どの部屋の何月分が残っているかが出ています。(AIは、営業日を知りません)
0円にしている理由は、導入事例を集めたいという、こちらの事情です。0円の分だけで終えていただいて構いません。
面談はありません。
入居者の一覧を送る(スクリーンショットでも構いません)どうぞよろしくお願いいたします。
よくある4つ
- 振込名義が入居者本人と違う場合はどうなりますか?
- カナ・全角半角・「株式会社」「カ)」の有無は同じものとして扱います。ご家族名義や旧姓など、まったく別のお名前の場合は「入居者に結びつかなかった入金」として一覧に出ますので、そこだけ手で結びつけてください。名前を一覧側に足せば、次からは自動で結びつきます。
- 管理費や駐車場代が家賃と分かれていても使えますか?
- 使えます。見本は家賃だけの形ですが、御社版では管理費・駐車場代を分けたまま、まとめて突き合わせる形にできます。保証会社経由の入金と直接振込が混ざっていても、分けて集計できます。
- 入居者の個人情報が外に出ませんか?
- 出ません。貼り付けた内容はお使いのパソコンやスマートフォンの中だけで処理され、当方のサーバーには届きません。画面を閉じれば消えます。
- 費用はいくらかかりますか?
- 入居者の一覧と直近の入金明細をお送りいただき、御社の物件を入れた状態でお返しするところまでは0円です。その先の顧問は月額110,000円(税込)からですが、0円の分だけで終えていただいて構いません。
追伸
この形のもとになったのは、スクールの受講料の入金確認でした。受講生を入居者に、コースを部屋に置き換えただけです。
業種はまったく違うのに、困っていることは同じでした。数字はそろっているのに、名義がそろっていない。
照合は、人がやると月末の重労働で、機械がやると一瞬です。だから渡せます。