代表・渡部純一の記事

書けないのは、調査していないから。
AIの文がぼやけるのも、同じです。

AIに書かせた文が、どこかで見たような文になる社長へ。

この記事は、AIに文を書かせる前に何を渡すかの話です。AIの文に満足している会社は、ここで閉じていただいても大丈夫です。

2026.10.08|株式会社サマーウインド 渡部純一

AIは、渡した物で書きます。
渡すのは、調べた物です。

講座で、こう話していました

講演会場の客席と登壇する講師

ども、渡部です。

以前の講座で、売る文章の書き方を話していました。手が止まる人に、こう言っています。

「書けないっていうのは、調査してないっていうことなんですよね」

文才の話ではありません。お客様が何に困っていて、それをどんな言葉で言うのか。それを調べていないから、書くことが無い。

調べてあれば、書くことは向こうから出てきます。お客様が使った言葉を、そのまま並べればいいからです。

同じ回で、自分よがりの文は「だいたい外れます」とも話しています。お客様の悩みと、ずれているからです。

AIの文が、当たり障りなく見えるとき

居間でパソコンの画面を見る男性

いま、同じことをAIで見ています。

「AIに書かせると、どこかで見たような文になる」。そう言われることがあります。AIのせいというより、渡した物が、調べた物ではないからではないかと思うのです。

「お客様向けの案内文を書いて」だけで頼むと、AIは世の中の平均で書きます。平均は、誰にも刺さりません。

「丁寧な対応」「安心の品質」「お気軽にご相談ください」。どの会社の案内にも書いてある言葉です。AIは、こういう言葉をいちばんよく知っています。世の中に、いちばん多いからです。

渡すのは、調べた物です。お客様から来た問い合わせのメール。電話で言われた一言。断られたときの理由。これを10件渡してから頼むと、文の中に、お客様の言葉が出てきます。

AIは、渡した物で書く。
調べた物を、渡す。

御社で、先に見るところ

御社の手元に、お客様の言葉がどれだけ残っているかを見ます。

問い合わせのメール。打ち合わせのメモ。アンケートの自由欄。たいてい、どこかに眠っています。読み返されないまま。

それを集めるのが、調査です。集めてAIに渡せば、書く所はAIがやります。

調べる所だけは、AIに任せられません。お客様と話しているのは、御社だからです。

1件目は、いちばん最近来た問い合わせのメールで結構です。それを1通AIに渡して、いまの案内文を書き直してもらう。前の文と並べると、違いはすぐ分かります。

御社のサイトを拝見して、いま消せる作業を5つ書き出します。1つ目は、今日お送りします。メール1通です。(AIは、営業日を知りません)

御社の消せる作業を、書き出してもらう

それでは、ご連絡をおまちしております。

追伸

うちも、文を書かせる前に、まずお客様の言葉をAIに渡しています。「早すぎてついていけていません」。この一言から、うちの書き方が変わりました。

追伸2

お見せするのは48時間だけです。導入事例を集めたいという、こちらの事情によるものです。お続けになる場合は、そのままお渡しします。私が居なくなっても、御社で動き続けます。

書いた人

渡部純一(株式会社サマーウインド 代表取締役)。ネットで売って20年以上、累計売上80億円。著書3冊、うち2冊が続けてAmazon総合1位。現在は社員ゼロ・自社4社をAIエージェントで運営しながら、法人向けAI導入「AI経営参謀」を提供しています。