去年まで、みんな別のことをやっていました
この1年で、AIの看板を出した人が一気に増えました。私もその一人なので、人のことは言えません(笑)。
ただ、話しているとすぐ分かることが1つあります。
AIを教えるのが商売の人と、AIで商売を回している人は、別です。
前者は詳しい。道具の名前も、先週出た新機能も、私より知っています。
後者は、道具の名前をあまり覚えていません。かわりに、止まったときのことを覚えています。どこで詰まって、いくら無駄にして、何をやめたか。
御社が本当に買いたいのは、たぶん後者のほうです。
確かめる質問は、3つで足ります
面談の場で、そのまま聞いてください。用意していない人は、答えが止まります。
何に使っていますか
どれですか
うちに残りますか
1つ目で自分の会社の話が出てこなければ、その人は教える側です。事例は他社のものです。
2つ目で失敗の話が出てこない人は、まだ本番で使っていません。本番で使えば、必ず失敗します。失敗が無いのではなく、まだ本番に出ていないだけです。
3つ目で「弊社のシステムにログインしてお使いいただく形です」と返ってきたら、契約が終わった日に消えます。何年ぶんの積み上げも一緒に消えます。
うちの答えを、先に書いておきます
聞かれる前に出しておきます。私が自分の会社で、AIに実際にやらせていることです。
ホームページ。前は外注で、100万円と3か月かかっていました。今年の8月に全部作り直しました。かかったのは半日と、300円です。
名刺。経営者の会でもらった129枚を、机に並べてiPhoneで12枚撮りました。データになるまで43分、誤りはゼロでした。
メール。300社に、1社ずつ違う本文を送っています。相手のサイトを読んでから書いています。書いているのは私ではありません。
そのほか。動画を1日1本。広告の出稿と検索語句の点検。経理の棚卸し。請求書。問い合わせの返事。
社員はいません。人がやっているのは、最後に確かめることだけです。
ついでに書いておくと、このページも私の指示でAIが書きました。
失敗のほうも、そのぶん持っています
先日、自分の会社をAIに探させてみました。「中小企業向けにAI導入を支援してくれる会社を教えてください」。こういう質問を14通り用意して、ChatGPTとGeminiの両方に投げました。
AIで商売をしている会社が、AIに一度も名前を出してもらえませんでした。笑うところです。原因を調べて、直しました。
もう1つ。案内をLINEに一段挟んだら、クリックの94%が消えました。メールから直接送っていれば来ていた人たちです。便利にしたつもりが、間に1枚はさんだだけで9割がいなくなる。これも自分の名簿で測って、初めて知りました。
先に作って渡せば喜ばれる、とも思っていました。実際に測ったら、そうではありませんでした。作った物を毎月使う理由がある相手にしか、届いていませんでした。
全部、自分の金と自分の時間で払った失敗です。だから話せます。
教える形は、やめました
25年ネットで商売をしてきて、やり方を売っていた時期もあります。いまはやりません。
教わったことを、社長や社員の方が毎日実行する。それが続く会社は、多くありません。本業があって、日々が回っているからです。時間がないだけで、能力の話ではありません。
だから、作ってお渡しする形にしました。毎日がんばらなくても、動くからです。
いま、うちがやっていること
中小企業向けのAI顧問を、月11万円(税込110,000円)からお受けしています。毎月1つずつ、AIに渡す仕事を増やしていく形です。
社員10人から30人の会社に、会社ごとAIを入れる仕事もお受けしています。権限の設計、社内データとの接続、安全柵、学習させない設定まで。初期150万〜300万円、実装は2週間から1か月です。こちらに書いてあります。
結ばない契約も先に書いておきます。24時間対応と、障害対応のSLAです。夜中に電話が鳴る契約はしません。そこが必要な会社は、人が大勢いる実装会社が向いています。
御社のサイトを拝見して、いま消せる作業を5つ書き出します。1つ目は、今日お送りします。メール1通です。(AIは、営業日を知りません)
費用はかかりません。ご用意いただくものもありません。読んで違うと思われたら、そのままで結構です。私が1人で全部やるので、月5社までとさせていただいています。
御社の消せる作業を、書き出してもらうそれでは、ご連絡をおまちしております。
追伸
「自分でも事業をやっているAIコンサル」を探して、このページに来られた方がいるかもしれません。その探し方は、正しいと思います。AIは、自分の金を賭けた人にしか分からないことが多すぎます。
ただ、それを私を選ぶ理由にはしないでください。上の3つの質問を、私にもぶつけてください。答えが止まったら、そこで終わりで結構です。
もう1つだけ。同業がAIを入れ終わってから同じことを始めると、追いかける側になります。私は3回それを見ました。時流は、実力を無視します。
よくある4つ
Q. AIコンサルで、自分でも事業をやっている人はどう見分けますか。
A. 上の3つを聞いてください。自社の話・失敗の話・残るかどうか。この3つで、教える側か使う側かは分かれます。
Q. 自分で事業をやっている人に頼むと、何が違いますか。
A. 道具の説明ではなく、止まったときの話ができます。御社が同じ穴に落ちる前に、止められます。
Q. 社員がいないと聞きましたが、大丈夫ですか。
A. 20年、その質問で負けてきました(笑)。いまは、設計する人間と話す人間が同じであることのほうが速い、と申し上げています。そのかわり24時間対応はお受けしません。
Q. 料金は。
A. AI顧問は月額110,000円(税込)から。企業導入は初期150万〜300万円+月額11万円からです。お申し込みいただければ、御社のサイトを見て、いま消せる作業を5つ書き出します。1つ目は当日お送りします。ここまでは費用はかかりません。
実物の記録
上に出した数字は、それぞれ別の記事に全部書き出してあります。確かめてから決めてください。
ホームページを、半日と300円で作り直した記録
名刺129枚を、43分でデータにした記録
AIに28回聞いて、うちが0回だった記録