頼まなくていいもの
作ること自体は、頼まなくていいです。ページを1枚作る、文面を書く、表を組む。AIに言えば出てきます。速さも、正直、私に頼むのと御社でやるのとで変わりません。同じAIなので。
「操作を教えてもらう」も、要りません。操作は毎月変わりますし、習った操作で自分の会社の仕事をゼロから形にするのは、また別の話です。習ったのは操作で、要ったのは設計だった、という会社を何社も見ました。
残ったもの、1つ目。何を作るかを決めること
AIは、頼まれたものを作ります。頼むものを決めるのは、人です。
「何を作るか」が決まっていない会社は、AIがあっても止まります。社長7人に話を聞いて、いちばん多かったのがこれでした。道具は入っている。使い方も分かる。何をやらせるかが決まっていないので、何も出てこない。
決め方は1つで、いま社内でいちばんたまっているものを選ぶことです。ここは、御社を外から見た人のほうが速いことがあります。中にいると、たまっているものが景色になっているので。
残ったもの、2つ目。商売として通っているかの検品
実物を書きます。8月、うちの自動返信メールをAIに書かせました。日本語は完璧でした。私が、10回ダメ出しをしました。
いちばん大きかったのは「写真が来なくても作ります」の1文です。親切に見えます。実際には、実物を送らなくていい理由を渡していて、それで申込が止まっていました。AIは日本語を通しますが、その一文が商売を潰すかどうかは、その商売を知っている人にしか分かりません。
御社の文面を、御社の商売として通っているか見る。ここは、AIには頼めません。そして、自分で作ったものを自分で検品するのは、いちばん難しいです。作った本人には、通っているように見えるので。
残ったもの、3つ目。順番の設計
作ったものを、どの順番で、誰に、いつ見せるか。
うちは、申込から2時間で作ったページを送って、開かれたのに次に進まなかったことがあります。中身ではなく、順番でした。結果がいちばん下にあって、仕組みが上にあった。逆にしたら、動きました。
作る速さは、AIで消えました。残ったのは、順番です。誰が先に見るか、何を1つだけ頼むか、いつ閉じるか。これは道具の機能ではなく、商売の型で、25年ぶん、私が持っている側のものです。
御社にとって、どういう話か
御社が自分で作れるなら、作ってください。本当にそれで足りるなら、うちは要りません。
足りないとしたら、作った後です。何を作るか、通っているか、どの順番か。この3つが決まっている会社は、実は少ないです。作れる時代になったぶん、決まっていないことが目立つようになりました。
うちのAI顧問が毎月やっているのは、作ることではなく、この3つです。作るのは、AIがやります。
御社のサイトを拝見して、いま消せる作業を5つ書き出します。1つ目は、今日お送りします。メール1通です。(AIは、営業日を知りません)
費用はかかりません。ご用意いただくものもありません。読んで違うと思われたら、そのままで結構です。私が1人で全部やるので、月5社までとさせていただいています。
御社の消せる作業を、書き出してもらうそれでは、ご連絡をおまちしております。
追伸
「自分で作ってみたが、うまく動かない」という段階の方は、作ったものをそのまま送っていただければ、どこで止まっているかは見て分かります。作り直すより、順番を変えるだけで動くことが多いです。
追伸2
この記事も、AIが書いています。私がやったのは、何を書くかを決めることと、通っているかを見ることと、追伸を最後に置くことです。上の3つそのままです。
よくある3つ
Q. AIで自分で作れるなら、AI導入支援は要らないのでは。
A. 作ること自体は要りません。残るのは3つで、何を作るかを決めること、出てきたものが商売として通っているかの検品、誰にどの順番で見せるかの設計です。この3つが決まっている会社は少なく、作れる時代になったぶん、決まっていないことが目立ちます。
Q. AIが書いた文章の、何を検品すればいいですか。
A. 日本語ではなく、商売として通っているかです。書き手の実例では「写真が来なくても作ります」の親切な1文が、実物を送らなくていい理由になって申込を止めていました。その商売を知っている人にしか分からず、自分で作ったものを自分で検品するのがいちばん難しいです。
Q. 自分で作ったものが動きません。
A. 中身より順番のことが多いです。結果がいちばん下で仕組みが上にあると、開かれても進みません。逆にするだけで動くことがあります。作ったものをそのまま送っていただければ、止まっている場所は見て分かります。
実物の記録
この記事と同じで、うちで実際に起きたことだけを書いた記事です。
子どもの家庭教師の先生が、連絡アプリを自分で作っていました
AIが書いたメールに、ダメ出しを10回しました
AIでホームページを作成した実話