いちばん多いご心配が、これです
ども、渡部です。
AIの話をすると、必ず聞かれます。顧客名簿をAIに渡して、どこかに漏れないか。学習されて、よその会社に出ていかないか。
分かります。ただ、順番が逆です。いま危ないのは、人に渡すほうです。
国が、数えています
国の統計があります。会社が「うちで漏れました」と国に報告した件数が、1年で9,494件。その原因の内訳が出ています。
外から攻撃された、いわゆる不正アクセス。431件でした。
残りのほとんどは、渡し間違い、送り間違い、なくした、捨て間違いです。合わせて8,376件。9割近くが、社内の人の手元で起きています。
(個人情報保護委員会「令和6年度年次報告」2025年6月公表。集計は2024年4月から2025年3月まで)
人は、覚えます
名簿を人に渡すと、その人はまず中身を見ます。見た物は、頭に残ります。辞めた後も残ります。持ち出そうと思えば、持ち出せます。
AIは、そこが違います。学習させない設定にして渡せば、その場の処理に使われて、それで終わりです。次の会話には出てきません。よその会社にも出ません。
人の注意力に頼るのをやめて、先に設定で塞ぐ。うちは、そうしています。
人は、覚えます。
AIは、覚えない設定にできます。
渡す前に、3つ決めてあります
学習させない設定にしてあること。持ち出せる場所に置かないこと。誰がいつ触ったかが、後からたどれること。
この3つが済んでいる場所にだけ、名簿を置きます。あとは、AIに任せます。
人に頼むときのような「気をつけてください」は、言いません。気をつけてください、は対策ではありません。
「いまは」と付けた理由
これは、いまの話です。
設定を間違えれば、AIでも漏れます。無料のサービスに会社の名簿をそのまま貼れば、それは学習されます。安全なのは、AIという道具ではありません。設定のほうです。
だから、入れる前に設定を見ます。ここだけは、人が決める仕事です。
御社のサイトを拝見して、いま消せる作業を5つ書き出します。1つ目は、今日お送りします。メール1通です。(AIは、営業日を知りません)
御社の消せる作業を、書き出してもらうそれでは、ご連絡をおまちしております。
追伸
AIに名簿を渡していいか迷っているなら、先に1つだけ確かめてください。いま使っているサービスが、学習させない設定になっているか。そこが済んでいれば、人に渡すより安全です。
追伸2
お見せするのは48時間だけです。導入事例を集めたいという、こちらの事情によるものです。お続けになる場合は、そのままお渡しします。私が居なくなっても、御社で動き続けます。