返ってきた物が違う。そこで止まります
ども、渡部です。
社員にAIを渡すと、最初はみんな動きます。頼めば、何かしら返ってきます。
止まるのは、その次です。返ってきた物が、違う。でも、どこをどう直せばいいのか分からない。頼み直して、また違う物が返ってきて、そのうち触らなくなる。
社員を6か月で育てる研修を組んでいて、いちばんつまずくのはここだと思っています。一人でClaudeをいじれるようになるまで、の壁です。
私が打っているのは、1つだけです
返ってきた物が違ったとき、私はClaudeにこう打ちます。
「違う、こうだ。」
違う、このようにするんだ。と、やり方をそのまま打ちます。それだけです。プロンプトの書き方を工夫しているわけではありません。
言えるのは、「こうだ」を知っているからです
一言でいうと、「このようにする」を知っている人しか、直せません。
AIの能力は、人間の数倍以上です。ただ、使う人の知識を超えるものは出せません。広告を出したことがない人は、AIが作った広告の何が違うのか、分かりません。
つまずく社員は、AIの使い方が下手なのではありません。「こうだ」をまだ持っていないだけです。
操作は、1週間で古くなる。
「こうだ」は、残る。
だから、講義はしません
研修はいらない、と前の記事に書きました。いまも同じ考えです。操作を教えても、1週間後には画面が変わっています。
うちの6か月は、講義をしません。御社の実案件を1つ、その社員が最初から最後まで回します。企画、制作、出稿、運用、計測、改善。広告代理店が部署を分けてやっている工程を、1人で。
教わった操作ではなく、自分の会社の案件で回したことだけが、身につきます。
6か月でできること、できないこと
広告の一気通貫は、6か月で回せるようになります。一人広告代理店です。
ただ、「こうだ」は経験です。6か月では、そろいません。
人の経験は、回した案件の数だけしか増えません。6か月は、その1本目を最後まで回しきる期間です。
「こうだ」は、AIに溜め込めます
近道は、1つあります。
回しながら出た「違う、こうだ」を、その都度AIに溜め込むことです。人は忘れます。AIに溜め込んだ物は、消えません。
うちでも、直したことはその場でAIが読むルールに1行増えます。
それでも、AIが最初に読まずに書いてくることはあります。同じことを何度か言う日もあります。そのときは「型を読まずに書いた?」と打ちます。読ませれば、直ります。
6か月後、社員の経験は1本分です。でも、その6か月に出た「こうだ」は、全部AIに残っています。溜め込めば、社員1人でも回せます。
御社のサイトを拝見して、いま消せる作業を5つ書き出します。1つ目は、今日お送りします。メール1通です。(AIは、営業日を知りません)
御社の消せる作業を、書き出してもらうそれでは、ご連絡をおまちしております。
追伸
「違う、こうだ。」は、1秒で打てます。人は忘れますが、AIに溜め込んだ「こうだ」は、消えません。
追伸2
お見せするのは48時間だけです。導入事例を集めたいという、こちらの事情によるものです。お続けになる場合は、そのままお渡しします。私が居なくなっても、御社で動き続けます。