ログを、1週間ぶん数えました
私が使っているAIは、会話の記録が手元に残ります。それを1週間ぶん、AI自身に集計させました。263回の会話です。
出てきた数字を、そのまま書きます。
10本の巨大な会話が、週全体の65%を消費していました。263本のうち、10本です。そして、消費の73%は、会話が長くなりすぎた状態で起きていました。逆に、短い会話でのやり取りは、全体の1%でした。
原因はここでした。AIは、会話が長くなるほど、毎回それまでの全部を読み直します。同じ質問でも、太った会話の中でする質問は、新しい会話でする質問の5倍から10倍を食います。私は、1つの案件を1本の会話で何百回も続けていました。太らせていたのは、私です。
買い足しゼロで、直りました
対処は3つで、お金は使っていません。
1つ目、案件ごとに会話を分ける。広告の話と記事の話を、同じ会話でしない。
2つ目、区切りがついたら引き継ぎのメモを書かせて、新しい会話に移る。前の会話の要点だけを持って行きます。
3つ目、会話が一定の長さを超えたら、AI自身に警告を出させる。これはAIに15分で作らせました。道具に、自分を見張らせています。
その後、3日で使えなくなることは、なくなりました。同じプランです。
「もう1契約」は、間違った対処でした
ここが今日の本題です。
上限に当たったとき、いちばん自然な対処は「増やす」でした。プランを上げる、アカウントを足す。どちらも、原因を見ずに済む対処です。そして、原因を見ずに増やすと、増やした先でも同じことが起きます。太った会話は、2アカウントあっても太るので。
ログを開くのに、かかったのは10分です。その10分を飛ばして契約していたら、毎月払い続けていました。
御社にとって、どういう話か
この話は、AIのプランの話ではありません。
御社で「人が足りない」「システムが遅い」「もう1人採る」となったとき、原因を見る前に増やしていないか、という話です。たまっている仕事の正体は、量ではなく、やり方のことが多いです。私の場合は、それがログに全部出ていました。
AIを入れると、こういうログが残るようになります。誰が、いつ、何にどれだけ使ったか。それを見てから増やすのと、見ずに増やすのとでは、毎月の金額が変わります。
道具が高いのではありません。使い方が、高くついていました。
御社のサイトを拝見して、いま消せる作業を5つ書き出します。1つ目は、今日お送りします。メール1通です。(AIは、営業日を知りません)
費用はかかりません。ご用意いただくものもありません。読んで違うと思われたら、そのままで結構です。私が1人で全部やるので、月5社までとさせていただいています。
御社の消せる作業を、書き出してもらうそれでは、ご連絡をおまちしております。
追伸
この記事に、AIの利用料の金額は書いていません。うちの原価は、御社には関係がないので。書いてよいのは、比率と回数だけにしました。
追伸2
「AIの使いすぎで困っている」という相談は、まだほとんど受けません。困る前に、使われていない会社のほうが多いので。ただ、使い始めた会社は、必ずここに来ます。そのときに、ログを開く癖があるかどうかで分かれます。
よくある3つ
Q. AIの上限にすぐ当たります。プランを上げるべきですか。
A. 先にログを見ることをお勧めします。書き手の実測(1週間263回の会話)では、10本の長すぎる会話が消費の65%を占め、73%は会話が太った状態で起きていました。原因はプランではなく使い方で、案件ごとに会話を分ける・区切りで新しい会話に移る・長さを超えたら警告させる、の3つで買い足しゼロで直りました。
Q. なぜ長い会話は消費が増えるのですか。
A. AIは会話が長くなるほど、毎回それまでの全部を読み直すからです。同じ質問でも、太った会話の中では新しい会話の5倍から10倍を食います。
Q. 社内でAIの利用が増えたとき、何を見ればいいですか。
A. 誰が・いつ・何にどれだけ使ったかのログです。AIを入れるとこれが残るようになります。見てから増やすのと、見ずに増やすのとで、毎月の金額が変わります。