8社に渡して、8社とも止まった
動くものを作って渡す、という形を始めたころ、8社に作って渡しました。見積書、集計、問い合わせの返信。動いていました。渡した時点では。
8社とも、渡したあとのアクセスがゼロでした。開かれてもいません。
出来が悪かったのではないと思っています。理由は、渡した翌月に、それを使う理由がなかったからです。使う理由が毎月ないものは、どんなに良くできていても止まります。
翌日に、続きが来た1社
逆の会社が1社ありました。渡した翌日に「これも作れますか」と返ってきた会社です。岡山の設備会社で、求人のページを作ったら、翌日に次の依頼が来ました。
違いは、作ったものの出来ではありません。その会社には、作ったものを毎月使う理由があったということです。求人は毎月出ます。応募は毎日来ます。だから続きがある。
ここから、うちは「先に作るのは、作った後に続きがある会社だけ」と決めました。
止まる仕組みの共通点
止まった仕組みを並べると、共通点が1つ出ます。社員が毎日、何かを入力しないと動かない。
入力は、入れた瞬間から誰かの仕事を増やします。増えたぶんを引き受ける理由がなければ、使われないほうが自然です。最初の1か月は、頼まれたから入力します。2か月目に忙しい週があって、1回飛ばします。3か月目に、飛ばしたまま誰も気づかなくなります。誰も悪くありません。
契約の前に、見分ける
提案を受けたら、1つだけ聞いてください。「これは、うちの社員が毎日何を入力すれば動きますか」
「何も入力しなくていい」なら、御社のデータの流れの中に置かれる仕組みです。「毎日これを打ってもらえれば」なら、入力を前提にした仕組みです。悪いとは言いませんが、3か月目の自分たちを想像してから決めてください。
うちの見本は、全部「貼るだけ」で作ってあります。すでにあるエクセルや通帳の明細を貼る。新しく打ち込むものは、作りません。理由は上のとおりです。
うちがやっていること
ここからは自分の話なので、不要な方は飛ばしてください。
対象:社員10〜30名の中小企業
形態:実装して納品する型(研修はしません)
費用:AI顧問が月額110,000円(税込)から。会社ごと入れる企業導入が初期150万〜300万円+月額11万円から、実装は2週間〜1か月。中身はこちら
私は社員がいません。4つの会社を1人で回していて、毎日入力する人が私しかいないので、入力を前提にした仕組みは自分の会社でも3か月もちません。だから作りません。
御社のサイトを拝見して、いま消せる作業を5つ書き出します。1つ目は、今日お送りします。メール1通です。(AIは、営業日を知りません)
費用はかかりません。ご用意いただくものもありません。読んで違うと思われたら、そのままで結構です。私が1人で全部やるので、月5社までとさせていただいています。
御社の消せる作業を、書き出してもらうそれでは、ご連絡をおまちしております。
追伸
止まった仕組みは、止まったことを誰も報告しません。月額だけが、そのまま引き落とされます。契約書には「動かなくなったら止める」とは書いていないからです。3か月目に止まるものは、6か月目に気づかれます。
よくある3つ
Q. AI導入が止まる原因は、何ですか。
A. いちばん多いのは、社員が毎日入力しないと動かない仕組みだったことです。入力は誰かの仕事を増やすので、増えたぶんを引き受ける理由がなければ止まります。誰も悪くありません。
Q. 止まらない仕組みとは、どんなものですか。
A. 御社のデータの流れの中に置かれる仕組みです。すでにあるエクセルや通帳の明細を貼るだけで動くもの。新しく打ち込むものを作らない設計です。
Q. 弊社に頼むと、どうなりますか。
A. 先に作るのは、作った後に続きがある会社だけです。お申し込みの当日に御社のサイトを見て、消せる作業の1つ目をお送りします。続きがあれば、月額110,000円(税込)からの顧問で毎月1つ増やし、動いているかを見ます。
実物の記録
この記事と同じで、うちで実際に起きたことだけを書いた記事です。
AI導入で失敗する会社が、共通して買っていたもの
止まっても、誰も教えてくれません
社員10〜30人の会社は、AI導入をどこに頼めばいいのか