AI業務効率化の事例

AIの事例を探すと、
よその会社の話ばかり出てきます。

大企業が何億円かけて何かをした、という話です。読んでも、明日から何をすればいいのかは分かりません。

なので、うちの会社で実際に起きたことを6つ書きます。社員はいません。全部、私が1人でやりました。

1. ホームページ|3ヶ月かかっていたものが、半日

これまで外注100万円・3ヶ月
いま半日

前に作り直したときは、100万円と3ヶ月かかりました。打ち合わせを重ねて、原稿を出して、直しをお願いして、また待つ。それが当たり前だと思っていました。

今回、私がやったのは2つだけです。朝に「こういう会社です」と打ち込んだこと。夕方に出てきたものを見て「ここは違う」と打ち返したこと。文章も、写真も、動画も、全部AIが作りました。

25年商売をしてきて、こんなことは初めてでした。前の100万円が高かったのではありません。あれが当たり前でした。当たり前のほうが、変わったんです。

この件は1本の記事にまとめています。作ったサイトの実物も置いています。

2. 名刺129人分のデータ化|43分、間違いゼロ

これまで1枚ずつ手入力、または外注
いま写真12枚・43分・118件

ある会に出て、名刺を129枚いただきました。やったのは、机に24枚ずつ並べて、iPhoneで撮っただけです。写真は12枚。43分で118件になりました。

あとで、その会の名簿と1件ずつ照合しました。間違いはゼロでした。

この1件だけを詳しく書いた記事があります。複合機に通らない理由、撮った写真の実物、読めなかった4枚の中身まで載せています。

3. 文章を分析する道具|作るのに1日

これまで発注していたら数十万円・数週間
いま1日

自分が書いた原稿を貼ると、その文章の型が出てくる道具を作りました。何が効いていて、何が余計なのかが文章で返ってきます。

26,820字を貼って、34秒で返ってきました。出てきたのは1,784字の分析です。

これを外の会社に頼んだら、要件を決めて、見積が出て、作って、テストして、という工程になります。作ったのは1日です。

4. 未入金の一覧|受け取った日のうちに

これまでエクセルを目で追う
いまその日のうちに一覧

これはうちの話ではなく、ご依頼いただいた会社の話なので、社名も数字も伏せます。

入金の記録が入ったファイルを1つお預かりしました。そこから入金が確認できていない方の一覧を作って、その日のうちにお返ししました。誰が、いつの分を、何回分残しているか。人の目で追うと丸一日かかる作業です。

この会社さんがやったことは、ファイルを1つ送っただけです。

5. 動画|毎日1本

これまで撮影・編集を外注
いま毎日1本

台本を書いて、声を入れて、映像を組み立てて、字幕を付ける。この工程を全部AIでやっています。カメラは使っていません。

外注していたころは、1本作るのに何度も打ち合わせをして、上がってくるのを待っていました。いまは毎日1本、出しています。

6. このサイト自体|記事もページも道具も

これまで制作会社に依頼
いま全部うちで

いま読んでいただいているこの記事も、ここに並んでいる20本以上の記事も、申し込みのページも、下に置いてある見本の道具も、全部うちで作っています。

デザイナーもエンジニアもライターも、頼んでいません。社員は、1人もいません。

6つに共通していたのは、1つだけです

並べてみて、自分でも意外だったのですが、共通点は「AIが賢い」ではありませんでした。

全部、うちのデータを入れています。

会社の中身、自分の名刺、自分が書いた原稿、お預かりしたファイル。入れたから、うちの答えが出ました。

逆に言うと、一般的な質問をすると、一般的な答えしか返ってきません。「AIを試したけど、たいしたことなかった」という話をよく聞きます。そのほとんどは、何も入れずに聞いているだけです。それだと、検索して出てくることと同じものが返ります。

AIが賢くなったから、うちで6つ起きたのではありません。自分のデータを入れたからです。

言葉より、実物のほうが早いです

下にあるのは、実際にお作りしているものの見本です。眠っている顧客名簿から、送る相手を選んで、文面まで出るものです。触っていただけます。

実際に動きます。入力しても、どこにも送信されません。

御社の場合を、先に1つ作ります

ここまで読んでいただいても、たぶんまだ「うちの場合はどうなのか」が分からないはずです。事例というのは、他人の話である限り、そういうものです。

なので、御社の分を1つ作ります。いまお使いの書類を1枚、スマホで撮った写真を送っていただければ、御社の中身が入ったものを作って、URLを1本、2日以内にお送りします。(AIは、営業日を知りません)

0円にしている理由は、導入事例を集めたいという、こちらの事情です。0円の分だけで終えていただいて構いません。上に並べた6つも、最初はどれも「試しに1つ」から始まっています。

面談はありません。

写真1枚から、御社版を作ってもらう

どうぞよろしくお願いいたします。

よくある4つ

AIで業務効率化するのに、社員のパソコンの知識は必要ですか?
ここに挙げた6つは、すべて社員が1人もいない会社で起きたことです。特別な知識は使っていません。写真を撮る、ファイルを渡す、出てきたものを見て違うと言う。作業としてはそれだけです。
ChatGPTを使えば同じことができますか?
同じにはなりません。ここに挙げた6つは、どれも自社のデータを入れています。会社の中身、自分の名刺、自分が書いた原稿です。汎用のチャットに一般的な質問をしても、一般的な答えが返るだけです。
どの作業から手をつければいいですか?
毎月、同じ形で繰り返している作業からです。見積書、請求書、シフト表、名簿、求人票、問い合わせの返信。形が決まっていて回数が多いものほど、効果がはっきり出ます。
自社の場合を見てもらうことはできますか?
できます。書類を1枚、写真で送っていただければ、御社版を作って2日以内にURLをお送りします。最初の1つは0円です。

追伸

6つのうち、いちばん驚いたのは名刺でした。

ホームページも動画も、いつかAIができるようになるだろうと、どこかで思っていました。名刺は違います。複合機に通らないから手で打つ——これを10年以上、疑ったことがありませんでした。

机に並べて撮ればいい、と気づいたとき、変わったのはAIではなくて、こちらの頭のほうだったと思いました。同じ理由で失敗している会社の話も書いています。